そんな写真を雑誌で見かけたことがあったので我流でやってみた。
要は風景写真というものはピントが全体に合っている。つまりカメラ用語で言う「被写界深度が深い」。ミニチュア写真は模型なのでかなりカメラを近づけて撮影するから一部にピントが合い周りはボケる。つまり「被写界深度が浅い」。
だから画像ソフトで適当に周りをボカせばうまくいくだろうと思ったのだ。
ところが思ったようにならない。そこでサイトを探してそのノウハウを研究。ピント処理だけではダメだったことが判明。
1)風景写真よりコントラストを強くする。
2)ミニチュア写真では紫外線などが無いので青みを弱くする。
3)ミニチュアはいかに精密でも自然にはかなわないのでディティールを少しのっぺりさせる。
4)色も上記と同様の理由で少しのっぺりさせる。彩度を上げる。
…というような処理を施した後、ピントをボケさせた。
▲オリジナル
▲ミニチュア化
まだツメが甘いが少しはそれらしく出来たかなと思っている。
画像ソフトは高価なものからフリーソフトまで大概上記の処理は出来るので、興味を持たれた方はやってみてはいかがだろうか?