お昼に会社でテレビを観ていたら、我が町のニュースが。
何でも住民から集めた同意書を不注意でゴミに出してしまい、焼却されたとのことだった。
同意書というのは、光ケーブルの工事に伴い家の中に入らなければならないため、それに同意するものだった。
帰ってみるとお詫びの文書と同意書が届いていた。
ま、同意書はたった一枚だし、たいした手間ではない。んが、お詫びと思っていた文書はよく見るとお願いだった。
さらによーく読んでみると、個人情報の扱いが不手際だったことには全く触れていないのだ。(多分結果オーライ的な。燃えちゃったからいーだろみたいな。)同意書を改めて書いていただくことに対するお詫び…というか協力の要請だった。
なぜ私がこのことにこだわるかと言うと。例えば公民館活動で、敬老の日にお年寄りに紅白饅頭を配りたいので70歳以上の人を教えてくれと役場にかけあうと、「個人情報なのでお答え出来ません」とそれはそれは個人情報を大事にして下さっているのだ。ありがたやありがたや。
だからまさか個人情報(同意書)がゴミ扱いされて焼却されてしまったというのが信じられないのである。
本当にゴミ焼却場に行ったかどうかも疑えばキリが無いので、それは書かないことにする。…ってもう書いてしまったが。
つまりお役所とは個人情報の本質などあまり気にすることなく、他人からの要請には鷹のツメ、自らの行動には砂糖水なのではないかとふと思ったのでありました。